テレビコマーシャル
 この1年間に流されたテレビコマーシャル1万7765作品を調査したところ、約6割が視聴者の印象に、ほとんど残っていないという。不評だった作品の中には数億円かけたもの、有名タレントを使ったもの、何百回も放映したものもあった(「CM総合研究所」調査)▼多様化したメディア社会。その中で人の心に何かを残すことが、いかに難しいか――調査は雄弁に物語っている。加えて、もっと困難なことがある。それは一度、人の心に残った印象を打ち破ることだ▼最近の脳科学の研究によると、人間の脳は、「なるべく少ない労力で、的確な結論を出したい」という節約・安定の志向性を持つことが分かってきた。よほどのことがない限り、一度、安定化させた結論は修正しない傾向があるというのだ▼つまり、最初に目にし、耳にした情報は変えにくい。ずっと心に残ってしまいがちなのである。だからこそ、一番初めに何を伝えるかが大切になってくる。後で先入観を覆すのは、何倍もの労力がかかる
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by super2525 | 2009-07-17 10:49
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