建築家 安藤忠雄
 京都市内を流れる高瀬川沿いに、建築家の安藤忠雄氏が手掛けた商業施設がある。当初、川に背を向けて建物が並んでいる風景は、川が邪魔物扱いされているように映った。“京都の街は水とのかかわりが深い。それを象徴する建物に”。氏のアイデアは、川の護岸を切り崩し、水面に手が届く高さに施設の最下層を造ることだった。 行政側は「建築のために護岸を切り崩した前例はない」と否定。氏は、過去のデータをもとに水量を予測するなど説明を繰り返し、最終的には安全面でも太鼓判を押された。完成から数年後、隣接する敷地には同じ考え方で増築も許可された(『建築家 安藤忠雄』)  「前例がないから」。それを理由にあきらめるか。あるいは、知恵を振り絞り、解決への糸口を探し出すか。情熱の真価が、そのときにこそ問われる。 “前例がない”壁を打ち破る。それは、きのうの自分を超える“勇気の一歩”から始まる。物事の成否には、そうした一歩が必ずある。
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by super2525 | 2009-11-27 18:48
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