松尾芭蕉が“俳諧の心得”
 一見、平凡に見えることを持続していくと、やがて非凡に通じていく。地道な努力を積み重ねた人が、人生の勝利者となる。
「格に入て格を出ざる時はせばく、格に入ざる時は邪路にはしる。格に入格を出て、初て自在得べし」(『芭蕉文集』岩波書店)。松尾芭蕉が“俳諧の心得”として述べた言葉である。格は規格の格で、基本のこと。基本を繰り返して学び、身に付けることが肝要だ。基本通りにできるようになれば、そこからその人なりの個性や独創性が発揮されていくもの。
プロ野球の王貞治選手を育てた、荒川博氏が語っていた。「人間というのは気の遠くなるような反復練習で、何かを会得することができる」と。有名な話だが、王選手は打撃の基本である素振りに徹した。1日1000スイングを超える素振りを実践していたという。
基本に徹することは、土台をつくること。土台なくしては、どんな家も、どんな立派なビルも建たない。人生も同じである
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by super2525 | 2010-05-17 12:35
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