教育とは、共育、ともに育つこと
 映画監督の大林宣彦氏が、紹介しているエピソード。 若い母親と3歳くらいの男の子が電車に乗っていた。 男の子は誤って、隣で眠る老人の白いズボンを靴で汚してしまった。その子と目があった氏は、”後で誤ろうか”と言ったが、母親は逆に氏に文句を。 その時、男の子は尋ねた。「お母さん、どうしてぼくを叱らないの?」。 彼は、明確に善悪を判断していた。(『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』幻冬舎刊)
 「子は親の鏡」とは、ドロシー・ロー・ノルトが1954年に作った詩。”大人の価値観や振る舞いが、子供の成長に影響を与えていく”との主題は、時を超えて支持される。 問題は子ではない。 親なのだ。 「子供は、伸び伸びと自由にさせながらも、何をしているかを、親がよく心におさめて、祈り、見守ってあげる」。 
 戸田先生からのアドバイスは、子供を伸び伸び自由に育てたいのは、親心として当然だ。が、その心に自分の姿が映っていてこそ、子供は安心してまっすぐ育つ。親もまた、心を磨く努力が大切だ。 「教育」は、「共育(ともに育つ)」。親子ともに成長の日々でありたい。(行)

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by super2525 | 2008-04-02 23:09
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