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豊臣秀吉 “三日普請”
若き豊臣秀吉の“三日普請”の故事は有名で、数々の小説やドラマなどで紹介されてきた。

中でも、吉川英治氏の 『新書太閤記』 に描かれた内容は、示唆に富んでいる。


織田信長の清洲城の壁が、暴風雨で100間以上も崩れた時のこと。

修復工事がノロノロと進まない。それを憂いた藤吉郎 (秀吉) が、「三日もあれば」と普請奉行を請い請けた。

しかし、前任奉行が邪魔立てし、老獪な棟梁らも怠けてばかり。


藤吉郎は訴えた。

「国の興亡は、実はお城にあるわけじゃない (中略)

お前らの中にあるのだ。領民が石垣だ、塀だ、濠だ」。

ただ国を思い、民を思う叫びが、棟梁たちを目覚めさせた。

自身も一職人となって泥仕事。総力戦の突貫工事で、約束通り、わずか三日で修復した。

確かに、どんな世界でも“全責任を担う!”という必死の一人が立てば、劇的に道は開かれる。

逆に、心の片隅のどこかに、他人を当てにする心があれば、物事は停滞してしまう。

小さな一念の差が、大きな勝敗を決するのだ。


御書に 「一の師子王吼れば百子力を得て」 と。

環境ではない。人でもない。自分が師子となって祈り、走り、断じて勝ってみせる! 

本物の覚悟が決まった瞬間、勝利への大回転は始まる。(誠)
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by super2525 | 2009-07-23 13:31
井村雅代 シンクロ・コーチ
 水中を華やかに舞うシンクロナイズドスイミング。井村雅代氏は、2004年のアテネまで27年間、6回の五輪すべてで日本にメダルをもたらした名コーチだ▼選手が「もう私、これが限界です」と弱音を吐くと、彼女はいつも「限界ってどこにあるの? どこに見えてるの?」と聞いた。そうやって、選手の心から、固定観念や限界という言葉を取り払い、潜在能力を引き出した(NHKテキスト『知るを楽しむ~人生の歩き方』)▼ある青年の体験を思い出す。設計事務所に就職したが、雑務のような仕事ばかり。休みもない。「もう駄目」と絶望していた時、池田名誉会長のスピーチと出合った。「『自分なんかもう駄目だ』と思うような瀬戸際の時が諸君にもあるにちがいない。実は、その時こそが、自身の新しい可能性を開くチャンスなのである」と▼目が覚める思いだった。一番つらい今こそ「一番成長できる時」と知った。以来、どんな仕事にも、これ以上できないくらい全力を注いだ。周囲の評価も高まり、百貨店など大きな仕事を任されるまでに。今は独立し、1級建築士の資格も取得した▼「限界だ」と思う時こそ、実は勝利のドラマの始まりだと痛感する。きょうも、新しい“自分史”を綴りたい。(陸)
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by super2525 | 2009-07-21 15:25
テレビコマーシャル
 この1年間に流されたテレビコマーシャル1万7765作品を調査したところ、約6割が視聴者の印象に、ほとんど残っていないという。不評だった作品の中には数億円かけたもの、有名タレントを使ったもの、何百回も放映したものもあった(「CM総合研究所」調査)▼多様化したメディア社会。その中で人の心に何かを残すことが、いかに難しいか――調査は雄弁に物語っている。加えて、もっと困難なことがある。それは一度、人の心に残った印象を打ち破ることだ▼最近の脳科学の研究によると、人間の脳は、「なるべく少ない労力で、的確な結論を出したい」という節約・安定の志向性を持つことが分かってきた。よほどのことがない限り、一度、安定化させた結論は修正しない傾向があるというのだ▼つまり、最初に目にし、耳にした情報は変えにくい。ずっと心に残ってしまいがちなのである。だからこそ、一番初めに何を伝えるかが大切になってくる。後で先入観を覆すのは、何倍もの労力がかかる
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by super2525 | 2009-07-17 10:49
「一期一会」
 「一期一会」 とは茶道から出た言葉だ。 茶道の大家でもあった江戸幕府の大老・井伊直弼は記している。“茶会での今日の出会いは、一生に一度のことである。だからこそ、主人は真心をもって交わらねばならない” と (『茶湯一会集』)。 一生に一度との思いで、人に最高の真心を尽くすことが「一期一会」の本意である。 「真心」 は、相手の心に種となって残る。まして 「一生に一度」 との思いを込めて、まかれた種は、必ず花を咲かせ、大きな果実を実らせる。このことを忘れまい。(香)
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by super2525 | 2009-07-10 10:06
ユニクロ 「失敗を恐れず常に挑戦していく」
 ユニクロは挑戦的な企業である。ベーシックカジュアルを武器に「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という宣言のもと、一貫して挑戦的な姿勢を崩さない。目標は 「世界一の衣料品チェーン」 であるが、その実現のために失敗を恐れず常に挑戦していく。そしてその姿勢を経営者だけでなく、一般の社員にも求めていく。 「全員経営」 を標榜しているのだ。  川嶋幸太郎(ジャーナリスト)

「ヒット商品は一足運びには生まれない。地道な改善努力を積み重ねた結果だ。」

「勝つためには進化し続けること」
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by super2525 | 2009-07-04 12:43
「攻めの気持ちを貫いたほうが勝ちます」 柔道元全日本男子監督・斉藤仁氏
 実力が拮抗した競り合いを制するには? 「攻めの気持ちを貫いたほうが勝ちます」 と柔道元全日本男子監督・斉藤仁氏は語っている。(第3文明8月号) 2006年の全日本柔道選手権。アテネ五輪で「金」の鈴木桂治選手と、当時19歳の石井さとし選手との決勝戦。終始、鈴木側の優勢で進んだ。だが終了間際、残り時間を気にした鈴木が、ほんの一瞬、ちらりと会場の時計を見た。それを石井は見逃さなかった。「その一瞬に石井の攻める気持ちが、鈴木のそれを上回ったんです」 と斉藤氏。結果は石井の逆転勝利だった。
勝負は峻厳だ。一瞬の競り合いを制した者が勝つ。最後の最後まで 「攻めの気持ち」 を貫くことが勝利の要諦だ。(之)
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by super2525 | 2009-07-03 09:44
スズキ自動車: 社長室は皆が文句を言いに来る部屋
スズキ自動車の現社長兼会長、鈴木修氏は、78年に社長に就任して以来30年かけ、スズキを3兆円企業にまで成長させました。徹底して現場にこだわる強いリーダーシップのもと、軽自動車国内トップの地位を固めました。

鈴木: 私は、人に会うことは全然いとわない。本を読むよりも、人に会うことのほうがプラスになると思っているのです。活字に書いてあることよりも、フェイス・トゥ・フェイスで伝わることのようが意味がある。
私の部屋は、いわゆる社長室ではありません。皆が文句を言いにくる部屋なのです。役員はもちろん部課長から係長まで、一日に50人は社長室にやってくる。だから、会社ではゆっくり新聞や本を読むことができない。新聞は、できるだけ出社前に家のトイレで読むようにしています(笑)。 (潮)
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by super2525 | 2009-07-02 10:10
松下幸之助 「好況よし、不況さらによし」
 「好況の時と違って、不景気の時は経営にしろ、製品にしろ、需要者、また社会から厳しく吟味される。本当にいいものだけが買われるというようになる。だから、それにふさわしい立派な経営をやっている企業にとっては、不景気はむしろ発展のチャンスだともいえる」

 松下幸之助氏は、困難は、従業員に生きた教育をする絶好のチャンスという。実際、人は困難に直面しなければ、問題に取り組もうとは考えないだろう。いま、目の前に問題があるからこそ、行動を起こすのだ。しかも、「いま、取り組まなければいけない」 という固い決意が意欲を生み、問題の先送りを防ぐ。 (潮)
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by super2525 | 2009-07-02 09:45